通関士 合格体験記 O.Mさん 神戸市北区 40代 女性
(1年目・2年目:通関士総合講座受講(第1ステージ))
(3年目・4年目:通関士総合講座受講(第2ステージ))
私の合格体験記
第48回通関士試験に4回目でようやく合格する事が出来ました。
通関業者で勤務している私にとっては、“通関士” は憧れの資格でした。
社内での私の仕事は、他法令申請(動検・食品・植検)と輸出入デリバリーの手配が主な仕事で、輸出入許可は通関士が申告をすることで業務が終了していました。
初めのうちは通関士の方が通関の醍醐味を味わえるなと、ぼんやりと憧れていました。
そんな私も30代後半にさしかかった頃、このままでは、何だか毎日達成感が無いと感じて、憧れていた通関士試験にチャレンジしようと思いたちました。
色々と大手スクール・通信教育を早速、インターネットで検索した際に、こちらの神戸大阪通関貿易教育研究社を見つけました。
直感で、少人数で良さそうと思い、即決しました。
授業の雰囲気は、私の想像通り、少人数であるので、解らないことがあれば、すぐに質問をしやすい環境でした。
先生からも、どうしてこの問題は×なのですか? と×の理由を答えるというように、完全に理解が出来るように授業は進んで行くという具合で大変良かったです。
授業では、先生の質問に答えるという緊張感も有りながら、時には雑談もあり、同じ目標に向かって勉強する仲間との授業は緊張もあり、緩和もありというメリハリが私にはとても合っていたと思います。
授業の内容は、分類例規から抜粋した分類問題・評価の通達をじっくり読まないと解けないような問題や、申告書においては、類注を読んで解くような難問を繰り返し解きました。
どの問題も他の学校には無い超ハイレベルな代物でした。
こんな問題見たこと無い!といつもみんな悲鳴?をあげていました。
もちろん、いきなりハイレベル問題という事では無く、基礎を徹底的にマスターした後でこのようなハイレベル問題を解くといった内容になっており、段階を踏んで進むカリキュラムも非常に良かったです。
計算問題については、条件反射で問題を解ける程のレベルになるぐらいにプリントを繰り返し解きました。
定期的に全員で行う合同テストも有り、名前入りの順位表も配られる為、緊張感があり、自分の勉強の進捗具合も解り、とても良かったと思います。
毎年、通関実務であと1、2点で不合格となっていた私は、あと1点だったのに・・・と落ち込んでいましたが、先生の “大丈夫” という言葉を信じて、授業で使ったプリントを何度も家で解くと共に小さなノートに毎回間違える苦手部分を書き込み、通勤途中の合間に読むようにしました。
苦手な申告書対策は、先生に朝に申告書ばかりの補講をお願いすると共に、授業では、申告書の税番が無い問題をお願いして作って頂きました。
模擬試験ではいつも極度の緊張で電卓を叩く手が震えたり、問題を読み違えたりでミスをしていたのですが、本試験では、一緒に勉強した仲間と前後に並んで試験に臨んだので、いつもの授業のような雰囲気で取り組む事が出来たように思います。
本当に長い間、自分でもこんなに勉強を続ける事が出来た事に驚いています。
私一人では絶対に挫折していました。
官報で自分の名前を確認した際には、感慨深いものが有りました。
こちらの少人数制の学校に出会えた事、良い仲間に巡り会えた事、本当に感謝しています。
そして、先生。柔軟に私のリクエスト問題や補講等を実践して頂いて有難うございました。
今回、通関士試験に合格した事で、念願だった通関課への異動が決まりました。
ここのスクールで学んだ事を生かしてこれからも頑張りたいと思います。
本当にありがとうございました。
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